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旦那の日本語力

2008.03.30 *Sun
この1年ちょっとで、旦那の日本語力は信じられないほど落ちました。
日本にいた時は、漢字検定も受けていたし、
日本語能力試験の1級にまで合格して、
自由自在に日本語を操っていたのに・・・。

こちらに来て以来、2人の間の会話は
月・水・金 英語
それ以外 日本語
と、徹底しているのですが、それでも日本語を話す相手が私だけなので、
十分とは言えず、お正月に年賀状を書いた時に、
いつもなら日本語でメッセージをいろいろ書くのに、
この前は散々悩んだ挙句、

「元気ですか。」

の、一言だけ。

この時、さすがの本人もやばいと思ったのか、
大学の図書館で早速日本語のテキストを借り、
ぐびの実家に連絡を入れて、
以前使っていた日本語学習者用のテキストを送ってもらう事に
したのです。

さて、大学の図書館においてあるテキストは、どれも微妙なものばかり。
旦那が借りてきたやつも、ことわざ中心のものでした。
旦那は

「勉強したことは速攻使う派」

なので、それ以来会話のはしばしに妙なことわざが登場するようになり、

「もう、そんなとこで油を売ってばかりいないで、
しっかりやりなさい。」

とか、

「もう、愛想が尽きた。」
(誰にやねん???私に???)

とか、笑えるが、決して自然ではない会話が目立つように。
しかも、この本に出てくることわざが
「あいうえお順」
なので、あ行のものが多かったし(笑)。

もちろん、あまり意味がないことは本人もわかっていたので、
3日くらいで終了。

しかし、あれだけ一生懸命勉強してマスターした日本語が、
使わないと、こうもあっさり頭から抜けきってしまうとは・・・。
旦那も非常に悔しい思いをしております。

で、先週から始めました。

読書。

私も思うのですが、外国語を勉強していく上で、
自分が学んでいる言語で書かれた本や新聞等を読むということは、
本当に大切なことです。
もちろん、会話をすることも大事だけど、会話というのは、
ある程度できるようになったら、そこからなかなか伸びません。
なぜなら、たとえ自分の言いたい単語を知らなくても、
他の単語を使って相手に説明できるようになるし、
こうなってくると特に新しい単語を覚えようと努力しなくても、
やっていけるようになるのです。
それに、このレベルまで来ると、
もうわざわざ本を開いて勉強しようという気にもならなくなってしまい、
結局ここで語学力の上昇もストップ。

さて、それでも、私のように学んでいる言語がABCのような、
単純明快な文字で書かれていて、
その組み合わせで単語が作られているようなものの場合、
辞書を引いて本を読むと言うのはそれほど難しい作業ではありません。
電子辞書に、綴りを入れるだけですから。
もちろん、いくつもの単語が組み合わさって、
全く別の意味になるようなものもありますが、
日本語の本を悪戦苦闘して読んでいる旦那を見ていると、
英語の本を読んでいる自分のやっていることが、
非常に簡単に思えてくるのです。

旦那の場合、例えばわからない単語が出てくるとどうするのか。
仮に

「理解不能」

という単語がわからないとしましょう。
まず、日本語学習者にとって、
この漢字の組み合わせがどうなっているのかというのは、
謎なのです。

理解 不能

なのか

理 解不能

なのか

理解不 能

なのか・・・。

それに、1字1字の漢字の読み方を調べようとすると、
漢和辞典というものを使わなければなりません。
読み方がわからないと、読みからの検索ができないので、
画数か、部首からの検索になります。
でも、はっきり言って、画数からの検索って、
日本人でも大変です・・・。
何千字もある漢字の中から、
たったひとつのお目当てのものを探し出すなんて。
しかも、仮に見つかったとしても、漢字には音読み、
訓読みというのがあるし、
1つの漢字で10個以上の読み方をするものもわんさかあり、
もう手につかない状態になり、結局、
理解不能の域から脱することができないケースも・・・。
それに、部首からの検索をするには、まず、
何よりも先に部首をマスターしないと(笑)。
ということで、うちの旦那、今ではかなり忘れたとはいえ、
そこら辺の日本人より、部首に詳しいかもです(笑)。
まあ、これだけ大変な作業なので、
日本語をうまく話せる外国の人でも、日本語で本を読んだり、
新聞を読むということは、苦手な人が多いのです。

うちは、旦那の「辞書を引くと」いう作業をなくすため、
(それをしていると、進まないし、話の内容も頭に入ってこないし、
第一読書が楽しくなくなるので)、一緒に読むということを始めました。
旦那が音読するのです。
そうすると、間違った読み方を指摘できるし、
正しいイントネーションや、わからない単語の意味も教えてあげられるし、
何よりも声に出すと言うのがいいようで、
初日はかなりゆっくりのペースだったのが、3日目にして、
だいぶすらすらと読めるようになってきて、かなりの成果です。

ちなみに今読んでいるのは、
米原万理さんというロシア語の通訳をされていた方の書かれた
「旅行者の朝食」という、エッセイ本です。
すごく面白い本なので、おすすめです。
ちなみに、なぜこの本を読んでいるのか?
それは、この本しかないからです(笑)。
今うちにある日本語の本は、全部で7冊。
そのうち4冊は村上春樹。
これは難しすぎだし、もう1冊は同じ米原万理さんの本だけど、
通訳に関することが、かなり理論的に分析して書かれたもので、
私が読んでも
「難し~、おもしろいけど、やっぱ難し~。(汗)」
という内容なので、却下。
もう1冊は小説だけど、超長い・・・。

ということで、この本を読み終わったらどうしようかなぁと思案中。
せっかくいい感じで読書を楽しんでいるので、続けたいし・・・。
大学の図書館に手ごろな本がないか、近々探しに行ってみようっと。
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CATEGORY : 日記
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COMMENT

v-266娘の旦那様へ
 頑張って下さい。しばらく休みをとって、日本に帰ってくれば・・・以前のように関西弁すぐに上手になりますから・・・日本食で大歓迎します。これから日本はポカポカ陽気で思いっきりエンジョイできるわよ!!!
もちー、大切な奥様もご一緒に!ネ。v-208v-209
2008/03/31(月) 02:31:49 | URL | 日本の母より #- [Edit

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